【ミステリー】デリバリールーム/西尾維新【感想】
こんにちは、広茂実理です。
今回紹介させていただきたいのは、始まりから魅せられて一気読みしてしまった一冊です。
◆作品について◆
書名:デリバリールーム/講談社
著者:西尾維新
頁数:400ページ
ジャンル:ミステリー
- 価格: 1760 円
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~こちらはエンタメや、頭脳戦が好きな方にもおすすめしたい1冊です~
◆あらすじ◆
妊娠している中学生の主人公、儘宮宮子のもとに届いた一通の手紙。それはデリバリールーム入室の招待状だった。
参加費は50万円。幸せで安全な出産と、愛する我が子の輝かしい未来を獲得する未曽有のチャンスを進呈と書かれている。
宮子は戸惑いつつも、お金を手に入れて会場へ向かう。そこにはそれぞれの事情を抱えた妊婦たちが集っていた。
デスゲームが行われるという噂は本当なのか。詐欺ではないのか。幸せな出産を求めて争う新感覚エンタメ。
【感想】
最初から驚きと気になる謎の連続で、一気に読み上げてしまいました。
主人公はもちろん、個性豊かなキャラクターたちと、謎の多いデリバリールームに魅せられ、あれよあれよとページを捲っていきながらも、次々と明かされる事実に考えさせられるものがありました。
インパクトが強すぎて、賛否両論が闊歩しそうな内容でしたが、個人的には楽しめました。
言葉遊びたっぷりの、著者ならではの世界観を感じられます。
〇まとめ〇
中学生の妊婦という強烈ワードから始まる作品は、更に強烈なインパクトを伴って展開されていきます。
頭脳戦はもちろん、こんなにも妊娠にまつわるワードが飛び交う小説は見たことがありません。
言葉遊びと優しさの詰まった作品に、主人公を好きになる方も多いのでは?
是非、興味を持たれた方はお手に取ってみられてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございます!
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