【どんでん返し】ルビンの壺が割れた/宿野かほる【感想】
初めまして、広茂実理です。
初投稿で紹介させていただきたいのは、久しく本から離れていた私が、時間も忘れて最後まで読んでしまった1冊です。
◆作品について◆
書名:ルビンの壺が割れた/新潮社
著者:宿野かほる
頁数:156ページ
ジャンル:ミステリー
~こちらは是非、普段は本を読まない、苦手意識のある方にもおすすめしたい1冊です~
◆あらすじ◆
内容は最後まで一貫した、男と女のFacebookでのメッセージのやりとり。
突如姿を消してしまったかつての恋人を偶然見つけた男のメッセージをきっかけに、二人は懐かしい記憶を辿ることになる。
何故、彼女は楽しみにしていた結婚式直前に姿を消したのか。
段々と二人の話す過去が食い違っていき、真相が明らかになっていく。
【感想】
地の文が一切なく、スラスラと読めてしまいます。
さらっと読んでいた時には気付かなかった<違和感>が後からじわじわと迫ってきて、何ともいえない気持ち悪さを残していくと同時、結末に大変納得しました。
ずっと、何故彼女は結婚式前に何も言わずに姿を消したのか。その理由を知りたくて読み進めていましたが、終盤の急展開には驚くばかりです。
まさにジェットコースター的展開。
これは二度読み必須です。
〇まとめ〇
薄い本に内容もメッセージ文のみで、とても読みやすかったです。
【どんでん返し】や【ミステリー】好きな方、普段は本を読まない方にもおすすめしたい1冊ですね。
是非、まだ読んだことのない方はお手に取ってみられてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございます!
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